グルタミン｜成分と機能

グルタミンは非必須アミノ酸の1つであり、筋肉内に豊富に存在するアミノ酸の1つです。筋肉におけるアミノ酸組成の30～50％以上を占め、筋肉のタンパク合成に関わります。激しい運動後の筋肉の破壊を防ぐ効果があり、トレーニング後の筋肉疲労の回復を早めます。
また、免疫に関係する細胞や組織のエネルギー源として使われやすいアミノ酸であることから、グルタミンを摂取することにより免疫力のアップが期待できます。
また、グルタミンの重要な役割として、胃腸粘膜の保護作用があります。グルタミンは、胃腸粘膜をつくる細胞の合成を促進することにより、食物の消化吸収や腸からの病原菌の侵入を防ぐといった効果を示します。非必須アミノ酸ですが、ストレスが溜まった時や激しいトレーニングをした時、怪我をした時など、体調によっては補給する必要のある必須アミノ酸とされることがあります。