システイン(シスチン)|成分と機能

主要アミノ酸一覧

健康維持に欠かせないアミノ酸。あらゆる場面で私たちの身体をサポートするアミノ酸の基本情報と主な機能をご紹介します。

システイン(シスチン)
/略号:Cys(Cyss)

システインは、非必須アミノ酸の1つであり、反応性に富むスルフィドリル基を持ち、硫黄原子を含むアミノ酸です。この性質により、抗酸化作用や皮膚の紫外線防御作用などが知られています。シスチンはシステイン2個がSS結合で結びついたものです。

システインの機能

  • システインは、メラニンをつくる酵素チロシナーゼのはたらきを抑えることが報告されています。
  • システインは、抗酸化作用を持つことが知られています。
  • システインは、爪や髪の毛のタンパク質、ケラチンに多く含まれるアミノ酸で、シスチンとなってタンパク質の構造を安定させます。

※参考資料:神谷俊一 著「アミノ酸バイブル」(三水社)

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