集中力の低下により、仕事や勉強の効率が悪くなることは日常生活の中でよく体験することです。特定のアミノ酸を摂取することで、集中力と関係が深い脳内の神経伝達物質の覚醒レベルが高まり、集中力も高く維持できるようになるといわれています。
眠気のもととなる、セロトニンが生じるのを抑える効果があります。
BCAA(分岐鎖アミノ酸)は、トリプトファンなどの芳香族アミノ酸の脳内への取り込みを防ぎ、眠気のもとになるセロトニンが生じるのを抑制します。そのはたらきにより、高い集中力を維持できるようになるといわれています。スウェーデン女子サッカー選手が7.5gのBCAAを摂取したところ、運動前と比べて運動後に血漿中トリプトファン濃度の上昇が抑制され、認知機能テストスコアが増加しました。
*p<0.05 vs 運動前, Mean±SE,
Blomstrand E et al, Acta Physiol Scand.
143: 225-226, 1991 よりデータ抜粋