成長ホルモンは筋肉をつくり、文字通り身体を成長させるホルモンです。成長ホルモンの分泌量は年齢と深く関係しており、10代以降、加齢とともに減少していきます。
Zadik Z. et al., J Clin Endocrinol Metab., 60(3):513-6, 1985より作図
成長ホルモンのはたらきには、以下の3つが挙げられます。
オルニチン摂取グループでは、プラセボ摂取グループと比較して、運動をする前後の成長ホルモンの分泌量が増加することがわかりました。オルニチン摂取により運動に伴う成長ホルモンの分泌が、運動習慣のない日本人において促進されることが示されました。
オルニチンを摂取することで、運動時における成長ホルモンの分泌促進が期待できます。
試験概要
運動習慣のない22歳前後の健康な男性10名を対象に、オルニチン、またはプラセボ※1を体重1kgあたり100mg摂取させ、ダンベル運動をおこないました。そして運動の30分後に成長ホルモンの分泌量を測定し、摂取前と比較しました。
※1 プラセボ:有効成分の入っていない試験食品のこと。
Demura S. et al., Eur J Clin Nutr., 64(10): 1166-71, 2010