有害なアンモニアを尿素に変換する作用など、肝臓のさまざまなはたらきを助けることが知られています。
疲れが抜けない
目覚めが悪い
肝臓が不安
肌の調子が悪い
夜中に目が覚める
500種類以上あるとされるアミノ酸。健康維持はもちろん、美容などさまざまな分野で活躍しています。アミノ酸は生活するうえで欠かせないタンパク質を構成しており、その量は私たちの身体の約20%を占めるといわれています。オルニチンはタンパク質を構成するアミノ酸とは異なり、身体中を血液とともにめぐる特別なアミノ酸です。「遊離アミノ酸」といい、肝臓など必要とされた場所で必要とされた時に活躍します。
昔から「お酒を飲んだ後には“しじみ”汁」といわれ、“しじみ”の健康パワーは肝臓に良いことが江戸時代から知られていました。しじみに多く含まれるオルニチンが「しじみの健康パワー」の秘密だと経験から理解していたのかもしれません。
オルニチンは身体に入ると、肝臓にある「オルニチンサイクル」と呼ばれる回路の中で活躍します。「オルニチンサイクル」は、身体に有害なアンモニアを尿素に変えて体外に排出する解毒作用があるなど、重要なはたらきをすることから、体内の3大サイクルの1つとされる重要な代謝経路です。
「肝臓は人体最大の臓器で500以上の仕事をこなすことからスーパー臓器と呼ばれています。たとえば、胃腸の腹部内の主な臓器からの血液を心臓に戻る前に肝臓で処理するなど、幅広いはたらきをしています。
詳しく知りたい方はこちら効果01
オルニチンには、筋肉や骨の発達、脂肪燃焼に作用する成長ホルモンの分泌を促進するはたらきがあります。また、肌質の改善機能にも効果があるといわれています。
オルニチンのはたらきと効果まとめ
オルニチンは体内で「オルニチンサイクルの活性化」と「成長ホルモンの分泌」という2つの役割を果たします。その結果、「抗疲労」や「美容・肌改善」などさまざまな効果をもたらします。
1956年に、世界で初めて発酵法によるアミノ酸の量産に成功した協和発酵。その伝統を受け継ぐのが、協和発酵バイオです。発酵法・アミノ酸製造のパイオニアとして世界的なネットワークを持つ同社は、いち早くオルニチンの研究に取り組み、現在では供給量・売り上げともに国内ナンバーワンを誇っています。