厚生労働省の調べでは、現在、日本人の睡眠時間で一番大きな割合を占めるのが「6~7時間」。
時間だけを見れば、決して短いわけではありませんが、睡眠の質に、満足していない人がいるのも現状です。※
※ 厚生労働省「平成30年国民健康・栄養調査」
疲労回復を促すことでより良い睡眠をつくり、すっきりとした朝の目覚めをもたらすと期待されているのがオルニチン。
就寝前に摂取することで、睡眠の質と目覚めを改善する効果が期待されています。
オルニチンを摂取することで、ストレスを感じた時に分泌される「ストレスホルモン」が抑制されることが知られています。
睡眠はストレスと密接に関連しており、睡眠が取れないとストレスが溜まりやすくなります。
また、ストレスが強いとよく眠れないとも考えられています。
就寝前のオルニチン摂取で、睡眠時間や入眠と睡眠維持の体感を改善する可能性が期待できます。
翌朝起床時の体感に関するアンケートの結果、オルニチン摂取によって「睡眠時間」が有意に改善することがわかりました。
また、「入眠と睡眠維持」に関しても改善する傾向が示されました。
試験概要
疲れ気味※1の30〜60歳の健康な男女52名を対象に、就寝前にオルニチン400mg、またはプラセボ※2を8週間毎日摂取させました。
試験開始時から毎週翌朝起床時の体感に関するアンケート※3などをおこない、オルニチン摂取による睡眠の質を評価しました。
※1 「気分プロフィール尺度(POMS)短縮版」において、疲労スコアが高く(T得点50以上)、活気スコアが低い(T得点50以下)方。
※2 プラセボ:有効成分の入っていない試験食品のこと。
※3 OSA睡眠調査票MA版(OSA-MA)を使用し、起床時に睡眠の質や寝起きの体感を問うアンケート。
*p<0.05 vs プラセボ
Miyake M., et al., Nutr J., 13:53, 2014