肝臓のはたらきに不可欠で、日常感じる疲労感や運動パフォーマンスの向上が期待できます。
タンパク質の構成成分である20種類のアミノ酸のうち、体内で合成できず食事から補う必要があるアミノ酸は「必須アミノ酸」、体内で合成できるアミノ酸は「非必須アミノ酸」にそれぞれ分類されます。特に、必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンという3つのアミノ酸は、側鎖に枝分かれ構造を有する特徴から分岐性アミノ酸「BCAA (Branched Chain Amino Acids)」と呼ばれています。
筋肉の約20%はタンパク質ですが、そのうち30~40%がBCAAを含む必須アミノ酸といわれています。しかし激しい運動や加齢などにより筋肉の分解が起こるため、筋肉量を維持するためにはタンパク質合成を促す必要があります。BCAAは筋タンパク質代謝を調節し、筋肉のエネルギー源としてもはたらきます。さらに、脳ではセロトニン産生を抑制することで中枢性疲労の軽減させるはたらきを持ちます。
筋肉量は男性で40歳以降、女性では50歳以降から減少することが報告されています。20歳代と80歳代を比較すると、特に下肢筋肉量は男女ともに約30%も減少してしまいます。下肢筋肉量の低下は「ふらつき」や「転倒」、さらには「虚弱(フレイルティ)」にもつながります。筋肉の素はタンパク質=アミノ酸であり、筋肉維持のためには筋肉へのアミノ酸供給が重要です。適切な運動と合わせて、年齢を重ねるほどにしっかりとした栄養ケアが必要といえます。
今井ら, 日本老年医学会雑誌 47(56):52-57, 2010
通常の日常生活において筋肉を維持するためには、体重1kgあたり約1gのタンパク質を摂取することが必要です。しかし運動によりBCAAの分解が促進され血中の濃度が減少すると、それを補おうと筋肉中のBCAAの分解も促進されてしまいます。そのため、持久運動やレジスタンストレーニングをおこなった場合には、より多くのタンパク質摂取が必要という報告がされています。運動後にタンパク質を摂取することにより、筋力・筋肉量がアップすることが知られていますが、筋肉を構成する必須アミノ酸のBCAAも、運動時における筋肉増強や疲労回復、集中力アップを目的としたサプリメントの成分として使用されています。
効果01
筋肉量は男性で40歳以降、女性では50歳以降から減少することが報告されています。筋肉の素はタンパク質=アミノ酸であり、筋肉維持のためには筋肉へのアミノ酸供給が重要です。
効果02
日常生活において筋肉を維持するためには、体重1kgあたり約1gのタンパク質を摂取することが必要です。持久運動やレジスタンストレーニングをおこなった場合には、より多くのタンパク質摂取が必要という報告がされています。
1956年に、世界で初めて発酵法によるアミノ酸の量産に成功した協和発酵。その伝統を受け継ぐのが、協和発酵バイオです。発酵法・アミノ酸製造のパイオニアとして世界的なネットワークを持つ同社は、いち早くオルニチンの研究に取り組み、現在では供給量・売り上げともに国内ナンバーワンを誇っています。